「メルマガなしではアフィリエイトで月100万円稼げない」というデマについて。

以前「アフィリエイト初心者が犯しやすい10の間違い」「続・アフィリエイト初心者が犯しやすい10の間違い」という記事を書いたのですが、当時とは違う間違い、勘違い、洗脳をされている人が最近は増えているように感じています。そこで、最近はどのような誤解が広まっているのか5つほどご紹介しておきます。

誤解1：アフィリエイトで月100万円稼ぐにはメルマガが必須

ここ1年くらいで非常に増えているのが、「アフィリエイトで月100万円以上稼ぐにはメルマガの導入が必須と聞いたのですが・・・」というお問い合わせです。どこでこんな嘘情報が広っているのか知りませんが、必須なわけがないです。以前もツイートしましたが、

ということで、メルマガの本領が発揮できるのはごく一部のジャンルだけです。世の中に述べ約400万人いると言われているアフィリエイターの中で、メルマガアフィリエイターなんて極々一部しかいません。世の中のアフィリエイトサイト（情報商材アフィリエイトサイトは除く）を見渡してみてください。

ちょっと前に、パシさんが凄いと思ったアフィリエイトサイトをまとめてくれていました。
凄いなと思ったアフィリエイトサイト13選

これらのサイトの中で、メルマガ登録フォーム設置しているサイトが一体いくつあるのか見てみると良いです。基本的にメルマガを使って囲い込みをするのは販売者・広告主がやることであって、アフィリエイターはそこに新規見込み客を橋渡しするのが仕事です。

見込み客の教育は、販売者・広告主が売れるランディングページを作ってくれていますので、アフィリエイターはそこにユーザーを案内してあげれば良いのです。

一方で、リピート報酬が見込めるジャンルに取り組む場合や、アフィリエイトにこだわりはなくて「ネットビジネス全般」に興味がある場合、自分で商品やサービスを作る側にも興味がある場合などは、メルマガは有効です。

私が初心者の人に「アンリミテッドアフィリエイト」をおすすめしている理由の1つに、トラフィックビジネス（ブログ・サイト）にもリストビジネス（メルマガ）にも対応していることが挙げられます。

初心者の人は、自分がどのビジネスに向いているのかやってみないとわからない部分がありますので、どの方向にも進めるオールインワンパッケージの教材を最初に手にするのがおすすめです。

誤解2：トップアフィリエイターはアンリミの購入を推奨している

「トップアフィリエイターの人たちはアンリミテッドアフィリエイトを推奨している」
「有名なアフィリエイターのほとんどが、アンリミテッドアフィリエイトで成果を出しているので買いました」

みたいなメールをもらうことが良くありますが、盛大な勘違いをしていると思います。「トップアフィリエイター」「有名なアフィリエイター」の定義が何かわかりませんが、例えば先ほどのパシさんの記事で紹介されていたFXの羊飼いさん。

間違いなく「トップアフィリエイター」と「有名なアフィリエイター」の両方満たしている人ですが、アンリミテッドアフィリエイトの推奨はしていないですし、おそらく購入すらしていないと思います。下記の図をご覧ください。情報商材業界の位置付けを表した図です。

初心者の人は「アフィリエイト業界＝情報商材業界」みたいに捉えがちですが、情報商材業界はアフィリエイト業界全体で見れば小さな業界です。しかも、一部の団体から偏見を持たれています。

昔、アラブの偉いお坊さんが「トップアフィリエイター？いやいや、その人はトップアフィリエイターではなくて、『インフォトップのアフィリエイター』を略して『トップアフィリエイター』と言われてるだけでしょ（笑）」と言っていましたが、そういうことです。

自分の中では「トップ」「有名」と思っていたアフィリエイターは、実はアフィリエイト業界全体で見たら無名という可能性がありますので、もっと広い視野でアフィリエイト業界を見るようにしてください。ちなみに、私が無名の弱小アフィリエイターであることは説明するまでもありません。

誤解3：情報商材アフィリエイトは報酬が高いから稼ぎやすい

「情報商材はアフィリエイト報酬が高い」・・・確かに、情報商材の価格は2万円前後のものが多く、アフィリエイト報酬も50％くらいに設定されるので、1本売れれば1万円前後の報酬になります。

ですが、例えば看護師の転職サービスのアフィリエイトの場合、1件1万円超えは当たり前で、2万円前後が通常単価で設定されています。ここにさらに特別単価も設定されていきます。しかも、ユーザーは情報商材のように数万円も支払う必要もなく、無料でサービスを利用できます。

つまり、情報商材業界で言う「無料オファー」（「オプトインアフィリエイト」とか言う人もいますが）の単価が数万円という超高額設定です。情報商材の無料オファーなんてデフォルト単価は500円前後です。それを考えたら、看護師案件のほうがよほど報酬が高くて稼ぎやすいと言えるのではないでしょうか？（その分、ライバルも強力ですが）

情報商材アフィリエイトの良いところは報酬の高さではありません。「承認率が100％」ということ、そして「誰が購入してくれたのががわかる（購入者さんから感謝の声が続々と届く）」ことです。これは他のアフィリエイトではなかなか体験できません。これがあるから情報商材アフィリエイトはやめられません。

誤解4：初心者は自己アフィリエイトで実績を作る

これはもう意味不明レベルなのですが、「初心者の人は自己アフィリエイトで実績を作りましょう」とか書いている教材があるらしいです。自己アフィリエイトで得た報酬画面をブログに貼って、「私はこれだけ稼いでますよ。だから信用してください」みたいなアピールに使うらしいです。

あまりにも意味不明すぎて、どう説明すれば良いのか困ってしまうのですが、もはや報酬画像を捏造して実績アピールしている人と変わらないと思います。そんな読者を騙すようなことをして自分でむなしくならないのでしょうか・・・。

そもそも、商品を紹介するのに実績なんて要りません。実績なんてものが必要になるアフィリエイトジャンルはごくごく一部だけです。実績よりも、扱う商品・サービスや、参入ジャンル（業界・市場）の「知識」のほうが重要です。

例えば、大相撲の解説にデーモン閣下が呼ばれることがありますが、閣下は元横綱でもなければ幕下付け出しで相撲を取ったことすらありません。ですが、相撲に関する「知識」は現役力士や親方も舌を巻くほどです。だから解説に呼ばれるのです。

俳優の香川照之もボクシングの解説に呼ばれることがありますが、ジムワーク程度しかやったことがない人です。ですが、解説席では元世界チャンピオンを出し抜いて、マシンガントークで喋り出すほどの知識をストックしています。実績がなくても、実績がある人以上に詳しく解説することができるという事例です。

これはアフィリエイトサイトも同じことです。アフィリエイトサイトに求められているのは、その人（運営者）の実績がどうこうではなくて、いかにわかりやすく的確に、自分（ユーザー）の求めている情報を提示してくれるかどうかです。

Amazonでユーザーレビューを読むときに「このレビュアーは書籍の出版実績があるのだろうか？作家でもないのにレビューなんてしてないだろうな？」なんて普通の人なら思わないですよね。そういうことです。

誤解5：行動する前に迷ったら先輩アフィリエイターに相談する

これは教材購入者さんからの質問メールに多いのですが、

「○○と××どちらをするべきか迷っているのですが、どちらが良いでしょうか？」
「○○をしようと思うのですが、めしおさんはどう思いますか？」

みたいなことを聞いてくる初心者の人がいます。これは以前メルマガでも書いたのですが、この手の質問が来た際は「この記事読んでください」で終わらせています。この記事→全ての答えは自分の手の中に | UNLIMITED CLUB【アンリミテッドクラブ】

アフィリエイターはサラリーマンとは違いますので、「今からやろうとすること」をいちいち相談しないで良いのです。社内稟議も通す必要もなく、思いついたアイデアはすぐ行動に移して良いという夢のような世界です。

自分のやるべきことを自分で決断できない人は、アンリミテッドアフィリエイトの第1章を読み返して、サラリーマン脳から個人事業主脳（社長脳）に切り替えないと稼げないです。あとは、2014年7月31日配信のアフィリエイトファクトリー通信も読み返してください。個人事業主はどういう考え方で行動すべきか、たいようさんも同じこと言っています。

というか、やれば答えが得られるのにやらないで、人に聞かないと行動ができない人は、アフィリエイターという仕事は向いてないと思います。誰かに雇われて、やるべきことを指示されて、着実にこなす仕事が向いています。

一方で、どんどん相談して欲しいのは↓こういう時です。

「とりあえずやってみたけど、目標額に全然届きません。試行錯誤してみたけど、稼げない原因がわからないです。助けてください！」という相談は大歓迎です。何が原因なのか喜んでアドバイスします。

というわけで、「メルマガなしでは月100万円稼げないと聞いたけど、メルマガはやりたくないので、どうすれば・・・」的な質問が増えているので、記事にしておきました。