日本アフィリエイト協議会が情報商材関係者を排除しようとしている件について

前回のブログ記事から3週間以上、メルマガに至っては1ヶ月以上、更新・配信をしていませんでした。本日はその理由をソーシャルメディアの隆盛や日本アフィリエイト協議会と絡めて記事にしたいと思います。

この約1ヶ月、何をやっていたのか?

この約1ヶ月何をやっていたのかというと、ソーシャルメディアの勉強をしていました。
ソーシャルメディア系のセミナーにも4つ参加しました。
実は、本日もFacebookマーケティング倶楽部のラストセミナーなのですが、
後日動画配信されるので本日は自宅待機です。

この1ヶ月ソーシャルメディアの勉強をした感想としては、
「我らがインフォ業界は時代の流れに付いていけていないな」
という印象です。

ついていけていないというか、
いわゆる「情報商材」の性質、世間のイメージ的に、
ソーシャルメディアとの相性が非常に悪いです。

  • 再現性100%
  • 小学6年生でもできる
  • コピペだけで月1000万円稼いだ
  • 魔法のツールで自動的に

1万円写真

こんな一昔前の詐欺商材のようなセールスコピーが
ソーシャルメディアで人々の共感を得られるわけがありません。
ついていけていないというか、むしろ時代を逆行しています。

それでもインフォ業界に参入してくる人は、
「楽して稼げる」「一攫千金」系にすぐに引っかかる人が多いので、
普通に通用してしまうのも事実です。

ただ、ソーシャルメディアが一般の人にも普及してきたことで、
人々の消費行動モデルに変化が出始めています。

「AIDMA」「AISAS」から「SIPS」全盛の時代へ

消費行動モデルとして昔から言われているのが
アメリカのローランド・ホール氏が提唱した「AIDMA」理論です。

■AIDAMA
Attention:注意換気される
Interest:商品に関心を持つ
Desire:商品が欲しくなる
Memory:商品のことを覚える
Action:購入する

という消費行動プロセスです。

次に、インターネットが普及してからは
「AISAS」理論を電通が提唱し、主流になりつつありました。

■AISAS
Attention:注意喚起される
Interest:商品に関心を持つ
Search:検索する
Action:購入する
Share:情報を共有する

購入前には信頼に足りる商品なのかネットで検索して、
購入後には「この商品良いよ(良くないよ)」
と、情報共有するようになったわけです。

そして、ソーシャルメディア時代の到来にあたり、
新たな消費行動モデルを電通が提唱しています。
それが、「SIPS」理論です。

SIPS

SIPSに関しては、下記に詳しく書かれていますので
じっくりと読んでください。
→ SIPS~来るべきソーシャルメディア時代の新しい生活者消費者行動モデル概念~
(電通モダン・コミュニケーション・ラボ)

情報商材がアフィリエイト業界から排除される?

SIPSがこれまでの消費行動モデルと大きく異なるのは
最初が「共感」から始まっていることです。

つまり、興味性・反社会性を全面に出したセールスレターや、
開封させるために読者を釣るようなメルマガタイトルで
消費者の注意を引く時代ではなくなるのです。

確かに、ブログやメルマガのタイトルは重要ですが、
読者を釣るようなタイトルを毎回続けたら共感ではなく、
やがて反感を買うようになるでしょう。

ただし、前述のとおり、
そういうものに簡単に釣られてしまう人がこの業界には多いです。
人間の本能的な側面もあると思います。
ですので、今までの手法が完全に通用しなくなるわけではないと思います。

なくならないとは思いますが、ソーシャルメディアが普及すればするほど、
インフォ業界の怪しさは増し、市場は縮小していくだろうなと思います。
「情報商材=怪しい、胡散臭い」というイメージを完全に払拭しない限り。

また、ソーシャルメディアの普及とは別に、
日本アフィリエイト協議会」が
情報商材をアフィリエイト業界から排除しようと動いているようです。

https://twitter.com/#!/affiliatesogo/status/143544469294297088

「日本アフィリエイト協議会」は
やる気のない日本情報販売倫理機構とは違って、
官公庁、マスコミ、外部団体、ASP各社と連携してガチで活動しています。

消費者庁、警察庁、総務省、経済産業省、東京都、
日本通信販売協会、消費者センター、Yahoo、楽天との協力体制ができています。
インフォトップ関係者だけで立ち上げられた
日本情報販売倫理機構とは本気度がまるで違うのです。

「共感」をベースにしたソーシャルマーケティングの普及と、
日本アフィリエイト協議会の圧力に対して、
果たしてインフォ業界は生き残ることができるでしょうか?

日本アフィリエイト協議会と日本情報情報倫理機構の矛盾点

悩む女性

ただし、真っ当に活動しているように見える
日本アフィリエイト協議会ですが、
激しく意味のわからない点が見受けられます。

この記事を見ると、

情報商材や塾を利用・紹介・販売している方の参加はお断り致します

という注意書きが見られます。

それにも関わらず、そのサイドバーでは
進研ゼミを模倣した(?)「アフィリエイトチャレンジ」
なる通信講座を紹介しているのです。

月額制の通信講座にしようが、冊子にしようが、DVDにしようが、
情報をビジネスにしているものは情報商材なのですが、
「アフィリエイトチャレンジ」も情報商材ではないのでしょうか?
意味不明です。
関連記事:アフィリエイトチャレンジの口コミ「規約違反で強制退会させられた件」

日本アフィリエイト協議会の揚げ足取りはさておき、
1ヶ月メルマガを発行せず、インフォ業界を外から見ていて感じたのは、
メルマガアフィリエイターの煽りがハンパじゃないということ。

知ってから知らずか、
法律違反、規約・ルール違反のアフィリエイト行為を
平然と行なっているアフィリエイターが何人もいるということです。

特に、特典戦略にそれが顕著に見受けられます。
再配布不可の特典や、キャッシュバック、ギフト券を
堂々と特典に付けて煽っているアフィリエイターとか・・・。

第17条(禁止行為)

18.自身のアフィリエイトサイトから商品を購入した購入者に対して、現金や金券などを還元、付与する行為。
アフィリエイター利用規約

インフォ業界はそういうことを注意したり、監視・巡回する第三者機関もなく、
自浄作用が全く働いていません。

唯一のインフォ業界の良心とも思えた「日本情報販売倫理機構」も、
普通に詐欺販売者を会員として認めている始末です。
入会審査のいい加減さ、詐欺師を見抜く能力の無さには呆れました。

誰とは言いませんが、音声対談を収録している暇があるのなら、
JIBEOの理事としてもっと真剣に活動していただきたいものです。

ソーシャルメディア時代はコンテンツ作成力が求められている

ということで、
最近の情報商材業界にかなりの嫌悪感を感じたが故に、
ブログ更新やメルマガ配信が滞っていました。

今回のような記事を書くと、

めしおさんが最もおすすめしているアンリミテッドアフィリエイトは
情報商材アフィリエイトの手法をメインに解説した教材ですよね?
そういうものをおすすめしておいて、今さら何を言っているのですか?

的な指摘をされそうですので、誤解のないように補足しておきます。

ソーシャルメディア全盛の時代になっても、
アンリミテッドアフィリエイトの手法は廃れないと思います。
コンテンツ重視の媒体を作り上げていくからです。

アンリミテッドアフィリエイトは、
ブログアフィリエイト教材「爆転」が元になっていますので、
メルマガよりもブログのほうに重きが置かれています。

1カラムの詳細なレビュー(キラーページ)も作成しますし、
こういったコンテンツを作成するスキルは
ソーシャルメディア時代に必須のスキルと言われています。

ソーシャルメディア時代に必要なスキル

なぜなら、ソーシャルメディア上のコンテンツは
TwitterもFacebookもGoogle+も「短文のコンテンツ」がメインだからです。

友人の「この商品良いよ」の一言だけで購入する人もいれば、
詳細にしっかり書かれたレビューを見てから購入したい人もいるでしょう。
その時に必要とされるのが詳細なレビューコンテンツなのです。

ゆえに、アンリミテッドアフィリエイトのように
実際の商品を購入して詳細にレビューしていく媒体は
ソーシャルメディア時代に、より一層必要とされるはずです。

ソーシャルメディア時代にそぐわないのは
情報弱者を洗脳して煽り、押し売りばかりのメルマガや、
中身のないサイトを有料リンクや自作自演で上位表示させる行為です。
誤解のないようにお願いします。

WordPressとソーシャルメディアを連携したコンテンツの作り方

そんなソーシャルメディア時代にも生き残れるコンテンツを作れる
アンリミテッドアフィリエイトですが、
ソーシャルメディアとブログの連携方法は全く解説されていません。

ソーシャルメディアとブログの連携に関しては、
松尾茂起さんの本を昨年のメルマガでもおすすめしましたので、
私のメルマガ読者さんはすでに購入していることと思います。

さらに、WordPressとソーシャルメディアの連携を補足する教材としては、
2011年の優良教材1位としてご紹介しました
「Facebookマーケティング倶楽部」をおすすめします。

松尾茂起さんの書籍では、ソーシャルメディアの活用は
Twitterやはてなブックマークがメインでした。

一方「Facebookマーケティング倶楽部」はその名の通り、
Facebookの活用をメインに解説しています。
松尾さんの書籍の不足部分を補うことができます。

そして何より、主催者・近藤利明さんの
インフォ業界に対する考え方が私の考え方とマッチしていて、
個人的に非常に好きです。

ユーストセミナーで、日本情報販売倫理機構の疑問点に触れるくらい
今のインフォ業界のことを真剣に考えていました。
柴野さんと一緒にやっていた頃の近藤さんとはまるで別人です。

ということで、これからのソーシャルメディア時代におすすめの
Facebookマーケティング倶楽部の詳細レビューを下記よりご覧ください。
Facebookマーケティング倶楽部のレビューと特典案内

●本日のまとめ
いよいよソーシャルメディアの活用が無視できない時代になってきた中、
ブログと各種ソーシャルメディアを連携させてコンテンツを作り上げていく、
「Facebookマーケティング倶楽部」はおすすめの教材。

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この記事へのコメント

  1. 久しぶりだけあって
    なかなか濃いお話でした^^

    返信する
    1件の返信を表示
  2. 青海@自分の仕事をつくる 2012 年 2 月 7 日 15:38

    はじめまして。いつも面白く拝見しています。

    コンテンツ作成力が求められるということ、とても共感しました。

    ソーシャルメディアは、コンテンツビジネス自体は相性悪くなさそうですが、
    こと稼ぐ系とお悩み系に関しては、むずかしいですよねえ。
    どう生き残っていくか、面白い年になりそうです。

    交流振興会やる気ありますねー。
    アフィリエイトに対するイメージが上がるのであれば嬉しいことですが、
    取りまとめているところがちょっとヒステリックなのが気になります・・・

    「情報商材は詐欺!誰がなんと言おうと詐欺!! (もしチャレを除く キリッ)」

    優良教材はおろか、コンテンツビジネス全般を否定しかねない勢いなので、
    そのあたり整理していただけたらありがたいなと思いました。

    長文失礼しました。

    返信する
    1件の返信を表示
    • 青海さん

      コメントありがとうございます。

      稼ぐ系もお悩み系も需要のある市場なのですが、
      魅せ方や紹介方法を一工夫する必要がありそうですね。

      確かに「情報商材は全て詐欺」と決めつけているのはいただけないですね。
      アフィリエイトチャレンジまで詐欺になってしまいますから。

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      0件の返信

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