2StageTwitterのレビュー（特典なし）

2StageTwitterのレビュー（特典なし）

だいぶ前に先行販売されていた「2StageTwitter」が
11月13日より一般発売を開始したようですので
レビューしておきます。

2ステージツイッターとは？

2ステージTwitterとは、
「ASPと企業提携することで実現した新しいアフィリエイト手法」
を公開したTwitterを使ったアフィリエイト教材です。
→　【業界初！前代未聞の独占広告アフィリエイト手法】2ステージツイッター

なので、クローズドASPとの提携かと思われがちですが
ASP自体は普通のオープンASPです。
本来はTwitterへの広告掲載は禁止されているASPです。

ですが、「2StageTwitter」の購入者だけが、
本来禁止されているTwitterを使って広告掲載できます。

しかも、ただアフィリエイトリンクを
Twitterで投稿できるという話ではでなくて、
「超強力メディア」へのリンクを投稿できます。

一般ユーザーは
これがアフィリエイトリンクだとは気づかないので、
売り込み感も感じさせずに成約させられる。

というのが、2ステージツイッターの最大の特徴です。

教材のノウハウが最低です。

しかし、私は「2StageTwitter」はおすすめしません。
仕組み自体は今までになく、画期的だと思いますが、
教材で推奨されているノウハウが最低でした。

どういうことかと言うと、
現在、2StageTwitter購入者限定で扱える案件は
私が見た限り、ほぼ女性向け案件です。

それゆえに、Twitter上のキャラクターは
「女性」に設定することを推奨しているのです。
女性アフィリエイターなら問題ないですが、
男性なら「ネカマを演じろ」ってことです。

気の合う女性だと思って仲良くしていたフォロワーが
実は、ネカマだった。
そんなことがバレたら相手はどう思うでしょうか？
私はこういうノウハウは、人を騙して稼ぐノウハウだと思っています。

「女性アフィリエイター限定教材」
というコンセプトで販売すれば良いものを
下手に欲を出して間口を広げてしまったために、
最低のノウハウになってしまっているのです。

この仕組み自体、女性心理ならではのものだと思いますし、
今後も、男性の購買心理を考えると、
男性向けの案件は出てこないと思います。

そんな自作自演をして情けなくならないのか？

さらにもうひとつ、
2ステージツイッターをおすすめできない理由があります。

先日、某企業のYahoo知恵袋での
自作自演マーケティングが問題となっていましたが、
2ステージツイッターでも自作自演を推奨している箇所があります。

もちろん、アフィリエイトの世界では
サテライトサイトでの自作自演リンクは
当たり前のように行われています。

ですが、2ステージツイッターで推奨されている
自作自演の方法はそういうものとは違う印象を受けました。

それが「重要な仕掛け」のひとつのようですので、
具体的にどんな自作自演手法なのかは差し控えますが、
こういうことを平然とできる人の気が知れないです。

自分でやっていて情けなくならないのでしょうか？
私はこういう稚拙な自作自演はやりたくありません。

あと、2StageTwitterで扱える独占案件ですが、
2StageTwitterの販売ページにも
「知名度のない商品」と書かれているように
扱いたいと思える魅力的な商品がありませんでした。

今後、魅力的な商品が増えていけば良いのですが・・・。

アフィリエイトをするなら、正々堂々とアフィリエイトしましょう

先日も記事にしましたが、消費者庁から発表された
「インターネット消費者取引に係る広告表示に関する景品表示法上の問題点及び留意事項」の公表について（PDF）

この資料の「口コミサイト」の項目に次のような記載がされています。

広告主からブロガーに対して商品･サービスの無償での提供や
記事掲載への対価の支払いがなされるなど、
両者の間に重大なつながり(material connection)があった場合、
広告主のこのような方法による虚偽の又はミスリーディングな広告行為は、
FTC法第5条で違法とされる「欺瞞的な行為又は慣行」に当たり、
広告主は同法に基づく法的責任を負う

これはアメリカの法律ですので、
現在の日本の景品表示法では問題とはなりません。

ただし、消費者庁がこのような注意書きをわざわざ掲載するということは、
こういったマーケティング手法は問題であると
認識している証拠ではないでしょうか？

WOMマーケティングに関するガイドラインにも次のように書かれています。

1.（関係性明示の原則）WOMマーケティング事業者は、どのような関係性において、WOMマーケティングが成立しているかについて、消費者が理解できるようにしなければならない。関係性とは、原則として金銭、物品、サービスの提供とする。

（※WOMマーケティング＝口コミマーケティング）

2StageTwitterでは、一般ユーザーが
「アフィリエイトリンクだと気づかない」ことをウリにしていますので、
それが逆に仇にならないことを祈るばかりです。

今回、消費者庁が留意事項として公表した背景には、
消費者を誤認させるマーケティング手法が横行していることが挙げられます。

ですから、アフィリエイトするなら正々堂々と
アフィリエイターとして活動している旨を記載するべきだと思いますし、
そういうアフィリエイト手法を実践することをおすすめします。
やましいことをしているわけではないのですから。

あと、ネカマを演じているのなら
「私はネカマを演じて稼いでいます」とプロフィール欄に書いておきましょう。
そうすれば、一般ユーザーに誤認されませんから安全です。