ZONEmail（ゾーンメール）というメール配信システムが
インフォトップで売られています。
使い方を間違えると特定電子メール法違反になりますので、
違法にならずに配信する方法を書いておきます。
ZONEmail（ゾーンメール）とは？
ZONEmail（ゾーンメール）の販売ページを見ると、
次のようなことが書かれています。
フリーメールでメールを配信したいと思ったことはありませんか？
商品、サービスを販売される方、アフィリエイトで販売される方
誰もが一度は欲しいと思ったことがあると思います。
また試されたことがある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか？
？？？
誰もが一度はフリーメールで配信したい？
まったく意味がわかりません。
何やらGmail、Yahooメール、Hotmailなどフリーメールで
ガンガンメール配信できるのがウリらしいのですが、
「無料で」配信できるということをアピールしたいのでしょうか？
ですが、ゾーンメールの一番安いプランでも
販売価格14,980円、毎月4,980円かかるそうですので、
普通のメール配信スタンドと変わらないですよね。
価格が関係ないとすると、何のメリットがあるのでしょう？
販売元のクリアイズムさんから
「宣伝広告用文章がございますので、そのままお使いください」
というメールが来ていましたので、そのまま引用してみます。
フリーメールでガンガン、メールを
配信したいと思いませんか？アフィリエイトで利益を上げるには
メール配信が一番早い事を、知っていましたか？
その謎はすべてこちらにあります。⇒ アフィリエイトURL
巷では、アフィリエイトがまた流行りだしています。
ですが
いったいどこから手をつけていいのか
わからなくなるほどいろんな手法があるのではないでしょうかブログを作っても、フェイスブックをしても
最終的にはアクセスがなければただのゴミですよね。だったら最初から直接アクセスへ導かせる
メールでアフィリエイトをする方が早いんですよね。
そこでこちらのシステムに注目してほしいのですが⇒ アフィリエイトURL
このシステム大きな声では言えませんが
フリーメールでメールを配信する事ができるんです。
そして誰が配信したのかわからない匿名性で配信する事も
可能にしてしまったそうなんです。これはちょっと凄いですよね。
そうなるとどういう事に使えるのかはいろいろと
アイデアが出ては来るのですが
まずは実行してみる必要がありますね。⇒ アフィリエイトURL
PS
このシステムは強力すぎて迷惑メールにも使えて
しまうので気をつけてしっかりとした相手先へ
送るようにした方がいいですよね。
匿名で広告・宣伝メルマガを送信したら違法です
誰が配信したのかわからない匿名性で配信する事も
可能にしてしまったそうなんです。
え！？
そんなこと可能にしてどうするんですか？
匿名で広告宣伝メールを配信したら違法です。
広告宣伝メールを配信するには、
特定電子メール法に定められた「表示義務」に沿って、
正しく表示した上で配信しなければいけません。
メルマガ配信の際に、表示が必要な項目は下記のとおりです。
●1 送信者の氏名または名称
ここで言う「氏名」「名称」というのは、
個人なら「本名」、法人なら「会社名」を指します。
サイト名、◯◯運営事務局、屋号、ブランド名では
送信社名を表示したことにはなりません。
総務省に電話をして確認しましたが、ハンドルネームもNGです。
受信メールの差出人名に表示される部分は、
ハンドルネームや屋号でも良いのですが、
「本文内」には必ず本名か会社名の記載が必要です。
特に、アフィリエイターが送るメルマガなど
特定商取引法上の販売者と送信者が異なる場合は、
氏名や会社名の記載が必須となります。
本名や会社名をメール本文内に記載せずに、
リンク先にだけ記載して済まそうとするのも表示義務違反です。
これも総務省に電話をして確認しました。
●2 オプトアウトの通知ができる旨の記載
オプトアウトの通知とは、
メール配信を解除・停止できるURLやメールアドレスを指します。
また、配信を解除・停止できる旨を記載してから、
その直前か直後にURLを表示する必要があります。
●3 送信責任者の住所
住所に関してはメール本文内ではなく、リンク先への記載でも認められています。
●4 苦情や問い合わせを受け付ける電話番号、メールアドレスまたはURL
こちらもメール本文内ではなく、リンク先に記載が認められています。
また、電話番号に関しては記載は推奨されていますが、
可能な場合のみ記載で必須ではありません。
以上のようにZONEmail（ゾーンメール）を使って
広告宣伝メールを送る際に匿名で送ることはできませんので、
違法行為で行政処分されないように気をつけましょう。
もし、上記の表示義務に違反するメルマガをみつけた場合は、
下記まで情報提供をお願いします。
通報先：
迷惑メール相談センター
本日のまとめ
ゾーンメールを使って、匿名で広告・宣伝メールを送る行為は
言うまでもなく特定電子メール法第4条の「表示義務」に違反するので、
違法行為を犯さないように用法・用量を守って正しくお使いください。
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この記事へのコメント
とてもいやらしいメール配信システムですね。
レターの画像からして怪しいし、宣伝広告用文章もいやらしい。
レターで特定電子メール法について書いてる部分は、
オプトインについて拡大解釈すれば迷惑メールに都合の良さそうな
所だけであって、表示義務についてはスルーしてる。
しかも特定電子メール法のガイドラインへのリンクは、URLの
最後のfを削っていてコピペしないと見れないようになっている。
うさんくさすぎる…。
詳細の請求をしたら迷惑メールがガンガン送られてきそうで怖い。
瀬川さん
コメントありがとうございます。
結局、ガンガン配信するのはフリーメールじゃなくてもできますし、
フリーメールでメール配信ができることのメリットが
まったくわからない謎の販売ページですよね。
めしおさん
初めまして。
うちやまと申します。
メールマガジンを発行しようとしている
最中でしたので、特定電子法のことなど
大変勉強になりました。
それにしても、このゾーンメールというもの
胡散臭いですね。。。
とかいいながら、この記事を見ていなかったら興味を
持ってしまったかもしれないです（汗）助かりました。
お勉強させて頂きましたので、応援ポチ！させて頂きました。
うちやまさん
コメントありがとうございます。
zoneメールは胡散臭いというか、
使い方を間違えるとヤバイことになりますね。
めしおさん、こんにちは。
青空です。
お久しぶりです。
ゾーンメールなるものはきな臭い臭がしますね。
正しい方法でお使い下さいなんて、
誰でもわかっとるわいって感じですね。
これは違法に使う人が出てくるのは間違い無いですね。
気をつけなければ・・・
応援、ポチットな！
青空さん
コメントありがとうございます。
そうですね。正しい使い方が書かれていなかったので、
私のほうで補足をしておきました。