ペンギンアップデートやパンダアップデートの到来で、
コンテンツやリンクの質が今まで以上に求められる時代になりました。
ようやく世間のSEO情勢が「賢威」の内容に追いついてきましたので、
このタイミングでSEOマニュアル「賢威」と販売者「松尾茂起」さんについて
SEO業界の勢力図と絡めてレビューしてみます。
2年前に賢威を購入した時の正直な感想
私が「賢威」を購入したのは今から約2年前です。
それまでは夢リタトリプルアローのバックエンド商品のひとつ、
「YTA」というWordPressテンプレートを使用していました。
しかし、このテンプレートで運用していたブログが
Google八分の刑に処せられたことをきっかけに賢威を購入したのです。
さっそく、賢威のWordPressテンプレートに切り替えたのですが、
・意図しない固定ページがグローバルメニューに挿入される
・投稿一覧がサイドバーに大量に表示される
・固定ページが1カラム仕様ではない
といった予期せぬ標準仕様に戸惑いました。
編集しようとしても編集マニュアルは用意されておらず、
編集マニュアル完備の夢リタテンプレートで育った私は、
扱いにくいテンプレートだなという印象を受けました。
一方、賢威のSEOマニュアルに関しては、
「アフィリエイターがここまでやる必要はあるのか」
と思うくらい、ガッツリ書かれていました。
以上が、私がまだ青かった時代に抱いた率直な感想です。
当時の私は、賢威SEOマニュアルのスゴさには気づくに至りませんでした。
SEO業者のセミナーに参加して、情報収集を開始
そして、2年前の2010年7月27日、
YahooとGoogleの検索エンジンの統合が発表されました。
検索エンジンの勢力図が大きく変わるということで、
・2010年9月に「全日本SEO協会理事」鈴木将司さん
・2010年12月に鈴木将司さんの弟子の「株式会社ブルーム」高島吉成さん
・2010年12月に賢威販売者の「株式会社WEBライダー」松尾茂起さん
3者の各SEOセミナーに出席し、情報収集をしました。
↑「WEBライダー1号」こと松尾茂起さんの名刺もゲッツしました。
鈴木将司さんのセミナーはとにかく面白くて、
かつ「全日本SEO協会理事」という肩書きから、
てっきりSEO業界の中で最も信頼できる人なのだと思っていました。
高島吉成さんのセミナーは、
キャッチザウェブ横山直広さんの講座の一つとして開催されたのですが、
鈴木将司さんのセミナーの劣化版という印象で、途中で帰りたくなりました。
そして、賢威・松尾茂起さんのセミナーは、
上記2人のセミナーや他のアフィリエイト教材のSEOとは全く異なり、
ソーシャルメディアを活用した異質で興味深い内容でした。
セミナー後半ではWEB担当者フォーラムの安田英久編集長も登場し、
松尾さんやその他SEO業者による「ブラックハットSEO」についての
トークセッションが繰り広げられました。
「SEOで有名な鈴木さん」といえば?
こうして上記の各種SEOセミナーに参加することで、
SEO業界にも派閥があることにようやく気づき始めたのです。
「SEOの鈴木さん」には鈴木将司さんと鈴木謙一さんの2大巨頭がいて、
この2名の考え方に違いがあるらしいことにも気づきました。
その後、鈴木謙一さんのSEOセミナーも3回受講したことで、
鈴木将司さんとのSEOの考え方の違いが明確になりました。
現在、鈴木謙一さんは古澤暢央さん率いる
セルフデザインホールディングスの取締役として活動しています。
ですが、セルフデザインの古澤暢央さんは、
元々は「鈴木将司さん」の元でSEOの修行を積んだらしいです。
鈴木将司さんのセミナーで鈴木将司さんが言っていました。
昔は古澤さんも鈴木将司さんと一緒に、
海外のカンファレンスなどに参加していたようです。
しかし、今はなぜか鈴木将司さんではなく、
鈴木謙一さんをブレーンに抱えて活動しています。
ちなみに、WEB担当者フォーラムの安田英久編集長が
SEO業者の分類マップを作成してくれています。
どのSEO業者がどこに分類されるのか。
私も昨年の秋ごろにようやく判断できるようになってきました。
Facebookマーケティング倶楽部の欠点も補えるのが賢威
私がSEO業者の分類を判断できるようになったのは、
昨年の秋に参加した「Facebookマーケティング倶楽部」が
大きなきっかけになっています。
Facebookマーケティング倶楽部で、
ソーシャルメディアの重要性、コンテンツマーケティングの重要性、
そして、
S そんな
E えげつないこと
O およしなさい
というSEOの新理論を学びました。
Facebookマーケティング倶楽部はその名の通り、
ソーシャルメディアの活用はFacebookがメインになっています。
Twitterやはてなブックマークの活用方法については、
詳しい解説がほとんどされていません。
そこで、その欠点を補うものとしておすすめしたいのが
松尾茂起さんが執筆した賢威のSEOマニュアルなのです。
Twitterやはてなブックマークの活用方法がしっかり書かれています。
賢威は「テンプレートがSEOに強い」という
テンプレートばかりに焦点がいきがちです。
確かに、賢威のテンプレートは必要最小限のタグを使って、
文章の論理構造がきちんと記述された美しいソースです。
ですが、松尾茂起さんのSEOの真髄を体感するには
賢威の「SEOマニュアル」を読み込んでこそだと思っています。
それは、賢威のSEOマニュアルは日本に数名しかいない
「ホワイトハットSEO業者」が作ったマニュアルだからです。
いかにして口コミされやすい魅力のあるコンテンツを作って、
オーガニックリンク(自然なリンク)を増やしていくか
ということばかり考えているのが松尾茂起さんです。
今、SEO業界にパラダイムシフトが起きています。
最近のSEO事情について松尾茂起さんはこんなことも言っています。
「SEO業界、WEB業界のパラダイムシフト」と呼べるくらい今、すごいことが起きています。今までリンクを貼ることができなかった人たちがソーシャルメディアが流行ったことで簡単にリンクを貼れる(紹介できる)時代になったのです。2、3年前と比べると外的SEOがはるかに簡単になりました。
ソーシャルメディア時代の[新]SEO戦略より
よく、アフィリエイト業界では
人の役に立つコンテンツを作りましょうというけれど、
そんなに簡単に作れるものじゃない。
アフィリエイトサイトが自然にリンクされるなんてあり得ない。
とか言われています。
そういう考えの人には是非、賢威のSEOマニュアルというか、
松尾茂起さんのコンテンツSEO理論を学ぶことをおすすめします。
ちょっとした発想の転換でリンクを集められます。
賢威の価格が高くて手が出せない人は
昨年末に発売された松尾さんの書籍でもOKですが、
賢威のSEOマニュアルは今後もバージョンアップが予定されています。
価格は高い分、バージョンアップが無料なのは魅力的です。
そして、購入者専用のSEOフォーラムでは、
松尾さんにSEOのことを何度も質問することもできます。
ただ、松尾さんは購入者のサポートよりも、
下記のようにTwitterで「マンドリル」とかつぶやくことを優先しています。
マンドリル、バブーン、ヒババンゴ
— 松尾 茂起(ウェブライダー)/コンテンツドリブンなWebマーケター (@seokyoto) July 15, 2012
その分、質問への回答が遅くなるのが欠点ですが、
そのくらいソーシャルメディアを日々活用しているSEOコンサルタントです。
Googleも推奨しているソーシャルメディアを活用した
ホワイトハットSEOの最新情報を受け取り続けたい人は、
SEOマニュアル「賢威」の購入をおすすめします。
そんな賢威の詳細レビューは下記よりご覧ください。
ホワイトハットSEOマニュアル「賢威」のレビューと特典のご案内
●本日のまとめ
賢威はテンプレートばかり注目されているが、
それよりも注目すべき点は、SEO業界において「ホワイトハットSEO業者」に位置し、
ソーシャルメディアをSEOに活用する松尾茂起さんのSEOマニュアルにある。
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