Kindleダイレクト・パブリッシングで可能になる3つの新潮流について

2012年10月24日、ついに日本でもAmazonの電子書籍リーダー
「Kindle(キンドル)」の販売予約が開始されました。

そして、10月25日にはKindleストアに自分の電子書籍を無料で出版できる
Kindleダイレクト・パブリッシング(KDP)」も開始されました。

Kindleダイレクト・パブリッシング(KDP)の登場により、
コンテンツビジネスに大きな変革がもたらされると言われていますので、
どのようことが可能になるのか書いておきます。

Kindleダイレクト・パブリッシング

新潮流その1:誰でも本を出版できる時代になる(なった)

これまで本を出版するとなると、
売れる要素がないと出版社に断られるなど
一般の人には敷居が高いイメージがありました。

しかし、KDP(Kindleダイレクト・パブリッシング)なら
出版社を挟むことなく、直接Amazonストアから出版できますので、
今までよりも出版への敷居が大きく下がりました。

製本・印刷代なども当然かかりませんし、
Kindleストアからの出版も無料ですので、
本を書く気力さえあれば誰でも無料で出版が可能です。

ただし、どんな内容でも出版できるわけではなく、
Amazon側のコンテンツガイドラインに沿っているか、
Amazon社のレビュー(審査)に通過する必要があります。

新潮流その2:全世界に向けて自著を販売できる

紙の本と違い、印刷・配送コストもかからないため、
国外への販売が容易になりました。

WEBやマーケティング系のノウハウ本は
海外のほうが先進国なので厳しいかも知れませんが、
写真集などは世界規模のビジネス展開が可能になります。

例えば、旅行系のブログを書いている人は、
写真もたくさんアップしていると思いますので、
ブログ記事をまとめるだけでもいけそうです。

記事内容も日本語で説明している部分は
SOHOサイトなどでライターさんに翻訳してもらえば良いですし、
各言語に対応させれば量産も可能です。
(量産が規約的にOKなのかはわかりません)

日本に興味のある外国人観光客向けに、
独自の視点でガイドブックを作ってあげると喜ばれるのではないかと思います。
「真のオタクが作った秋葉原観光ガイド」とか需要がありそうな気がします。

新潮流その3:本の中に動画、音声、リンクを埋め込める

電子書籍は情報商材のようなPDFファイルではなく、
EPUB(イーパブ)形式で作成するのが一般的です。
Amazon Kindleだけでなく、AppleのiBooksや
Google Playブックスにも対応している規格だからです。

EPUBは動画や音声も埋め込むことができますので、
下記のような音声読み上げ機能付きの書籍を販売することも可能になります。
再生ボタン▶をクリックしてご覧ください。

また、本の中にリンクも埋め込めますので、
書籍から自分の運営しているサイトを見に来てもらったり、
TwitterやFacebookに感想を寄せてもらうこともスムーズにできます。

以下、「THE MARKETING」の宣伝です。

以上、読者視点ではなく著者視点で捉えた際の
KDP(Kindleダイレクト・パブリッシング)の利点を挙げてみました。

実際の出版方法・登録手順に関しては、
きっと誰かが詳しく図解してくれると思いますので、そちらにお任せします。
とりあえず、私は「THE MARKETING」での解説待ちです。

THE MARKETINGとは、海外の最新マーケティング事例を
リードコンサルティングの小谷川拳次さんが
動画で超わかりやすく解説してくれる月額会員制サービスです。

2012年1月に開始したサービスなのですが、
これまでに下記のテーマが特集されています。

1月:ソーシャルメディアマーケティング
2月:エキスパートビジネス
3月:電子書籍マーケティング
4月:動画マーケティング
5月:Facebookマーケティング
6月:バイラル動画の作り方
7月:コンテンツマーケティング
8月:ストーリーマーケティング
9月:ブログマーケティング
10月:見込み顧客の集め方 ~リードジェネレーション~

裏技とかスパムまがいのものではなく
海外の成功事例を元にしたクリーンな王道手法ばかりなので、
1月からずっと継続利用しています。

3月に「電子書籍マーケティング」の特集があったのですが、
今回Kindleが日本上陸したことも踏まえて、
2013年の前半に電子書籍マーケティングの特集を再度組む予定とのことです。

ザ・マーケティングの良くないところ

ザ・マーケティングを10ヶ月継続利用して感じている
良いところと悪いところを書いておきます。

まず、悪いところは視聴環境です。
ここがザ・マーケティングの唯一の不満です。

毎月1日になると、その月の動画がアップされるのですが、
この動画がダウンロードできないのです。
私は動画コンテンツはダウンロードして
2倍速くらいで見て時間短縮しているのですが、それができません。

また、任意の時間帯へのスキップや早送りもできません。
巻き戻しも一旦戻ってしまうと、またそこから読み込みが開始されます。
コンテンツの流出防止策なのでしょうけど、
復習が非常にしづらいのが欠点です。

あと、入会をおすすめできない人もいます。
それは、サイトアフィリエイトなど、
自分をブランディングしないビジネスをしている人です。
過去10ヶ月のコンテンツ見てきた限りでは、ほぼ役に立ちません。

ザ・マーケティングの良いところ

一方、THE MARKETINGの良いところは、
この価格で海外の最新事例がわかりやすく学べることです。
よくある直訳しただけの意味不明な日本語の翻訳本と違って、
小谷川さんが動画で非常にわかりやすく解説してくれます。

小谷川拳次さん

また、毎月の内容に関して小谷川さんに質問することもできます。
普通こういった類の質問対応は
「教材内容に沿ったことのみで、個人的な込み入った質問はNG」
というものが多いのですが、ザ・マーケティングは違います。

「自分はこれこれこういうビジネスをしているけど、
 今月のテーマの場合どのように活用すれば良いか?」

といった個人的な質問も大歓迎で、
寄せられた質問の中から5つほどピックアップして
小谷川さんが動画で回答してくれるというものです。

個別コンサルに近い内容を
この価格で受けられるのはかなりお得だと思います。

THE MARKETINGはこんな人におすすめです。

ザ・マーケティングの入会がおすすめなのは、

  • 自分をブランディングするビジネスをしている人
  • 自分の商品・サービスを持っている人
  • コンサル、コーチング、士業関係の人
  • 情報商材アフィリエイター

このあたりの人に役に立ちます。
私も1ヶ月試して役に立たなかったら解約しようと思っていたのですが、
あれよあれよと10ヶ月継続してしまっています。
最近は次号予告が毎月楽しみになっているくらいです。

ということで、だいぶ話がそれてしまいましたが、
Kindle絡みの電子書籍マーケティングについては、
来年の前半にTHE MARKETINGで特集されるそうです。

電子書籍にだけ興味のある人はその時に入会を検討して、
今月の「見込み顧客の集め方」に興味のある人は
今月分から参加してみると良いと思います。

来月以降は9,800円に値上がりしてしまいますが、
この内容で9,800円だとちょっと高いと感じますので、
正規の価格のうちに申し込むことをおすすめします。

※現在はおすすめしていません。

●本日のまとめ
Kindleの日本上陸で、Amazonで電子書籍の自費出版が可能になった。
電子書籍を作る側に回る新しいコンテンツビジネスの具体的手法に関しては、
小谷川拳次さんの「THE MARKETING」で来年ガッツリ特集予定。

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