こんばんは。WordPressテーマ「般若ビルダー」制作・販売者のササメ(WordPress歴16年目)です。
初心者がWordPressでブログを開設する場合、私は「エックスサーバー」一択だと思っています。ところが、最近は2018年9月にサービスを開始した「ConoHa WING(コノハウイング)」を選ぶブログ初心者も増えてきているらしいです。
そこで、エックスサーバーやConoHa WING含めて、これまで15台のレンタルサーバーを契約・利用したことがある私が、ブログ初心者はConoHa WINGとエックスサーバーどっちが本当におすすめなのか、改めて比較検証してみました。
なお、この記事は、ASPから下記のような依頼を受けて書いた記事ではありません。
私はサーバーの無償提供など受けていませんし、自分の意志とお金でサーバーを契約して、実際に利用したうえで感じたことを、利用者として自発的に書いています。ASPや広告主の意向を反映させた提灯記事ではありません。
高額報酬に目がくらんで、何も知らないブログ初心者からカモるようなことはしませんので、最後まで安心して読んでみてください。
私のレンタルサーバー遍歴
私は2008年8月に初めてWordPressでブログを開設してからこれまでに、15台のレンタルサーバーを契約・利用してきました。ほとんどは解約済みですが、これまでのレンタルサーバー遍歴を一覧にしてみます(順不同)。
- XREA
- エックスサーバー(契約中)
- エックスツーサーバー
- wpXクラウド
- シックスコア専用サーバー
- FC2レンタルサーバーLite
- 80code
- FUTOKAのレンタルサーバー
- アナハイムアダルト共用サーバー
- mixhost
- ロリポップ
- さくらのレンタルサーバ(契約中)
- CPI共用レンタルサーバー
- カゴヤWordPress専用サーバー
- ConoHa WING(解約予定)
今も使っているサーバーは3つだけです。
さくらのレンタルサーバは、さくらの初期ドメインに載せ替えるために契約しました。載せ替え効果もなくなってしまったので、来年あたり解約予定です。WordPressに最適化されていなくて、エックスサーバーより表示速度が明らかに遅いです。
ConoHa WINGは解約していたのですが、この記事を書くために再契約しました。記事を書き終えた今、もう必要性を感じないので今月中に再解約予定です。
そして、私が初めて契約したサーバーはエックスサーバー……ではなくて、「XREA(エクスリア)」でした。WordPressの存在を教えてくれた柴野さんおすすめで、何がなんだかわからないウブな初心者だった私はおすすめされたとおりにXREAを契約しました。
ですが、格安料金が示すとおりWordPressの運用に耐えられなくて、503エラーが頻発しました。(今のXREAはどうなのかわかりません)
そこで、より安定したサーバーとして新たにおすすめされたのが「エックスサーバー」でした。エックスサーバーに乗り換えてからは、503エラーが頻発することもなくなりました。かれこれ15年も安定して使い続けています。
以上のように、エックスサーバーの利用歴だけ飛び抜けてしまっている私ですが、WordPressブログの初心者は「エックスサーバー」と「ConoHa WING」どちらのサーバーを選べばいいのか、なるべく公平に考察してみます。
WordPressブログ初心者向けレンタルサーバーの選び方。ポイントは4つ
レンタルサーバーの仕様を見ると、SSD、SSH、MySQL、転送量、nginx、RAID、HTTP/2、FastCGI、OPcache……など、初心者には何のこっちゃわからない謎の用語がたくさん出てきます。
ですが、気にしなくてOKです。やたら安いサーバーは別として、同じ料金帯のサーバーならどこも最新の技術を導入して、横並び状態だからです。新機能や仕様を実装したと思ったら、他社がすぐに追随してきます。
エックスサーバーとConoHa WINGだと、次のような様相です。
- 2018年09月06日
- エックスサーバー:ブラウザキャッシュ機能実装
- 2018年11月13日
- ConoHa WING:ブラウザキャッシュ機能実装
- 2020年01月07日
- ConoHa WING:長期利用割引プラン「WINGパック」提供開始
- 2020年03月18日
- エックスサーバー:自動更新の長期更新&割引に対応
- 2020年04月07日
- エックスサーバー:WordPressクイックスタート提供開始
- 2020年06月02日
- ConoHa WING:WordPressかんたんセットアップ提供開始
- 2020年05月20日
- エックスサーバー:MySQL数が無制限、DB容量が2GBに
- 2020年05月25日
- ConoHa WING:MySQL数が無制限、DB容量が2GBに
- 2021年02月25日
- エックスサーバー:SSDを300GB~500GBへ増量
- 2021年02月26日
- ConoHa WING:SSDを300GB~500GBへ増量
このようにレンタルサーバー業界は、常に追いつき追い越せのせめぎ合いが繰り広げられています。(WordPressテーマ市場でも同じです)
なので、機能や仕様の細かい話は彼らの競争を見守っておいて、ブログ初心者が意識するのは次の4項目だけでOKです。
- 利用料金(言わずもがな。高すぎたら負担、安すぎても心配)
- 表示速度(どこも速さをウリにしているが、本当なのか要確認)
- 使いやすさ(管理画面の設定で迷子にならない、わかりやすいUIか)
- サポート体制(初心者の不安をいかにスピーディーに解消できるか)
それでは、上記の4項目について、エックスサーバーとConoHa WINGでどっちが優れているのか検証してみます。
1.利用料金:エックスサーバーのほうが安い
まずは料金の比較です。
エックスサーバーもConoHa WINGも、頻繁に何かしらの割引キャンペーンを打っています。
- 割引キャンペーンの有無や時期によって金額が変わること
- 更新料金には割引キャンペーンは適用されないこと
この2点を考慮して、通常料金で比較してみます。
12ヶ月契約の場合(初回)
エックス | コノハ | |
---|---|---|
月額料金 | 1,100円 | 1,452円 |
維持調整費 | 0円 | 10% |
友達紹介割引 | 5,000円 | 1,000円 |
12ヶ月合計 | 8,200円 | 16,424円 |
無料お試し | 10日間 | なし |
エックスサーバーのほうが年間8,224円も安いです。
まず、コノハは申し込み時と契約更新時に「維持調整費」という謎の手数料(10%)が発生します。エックスサーバーはそんなもの発生しません。
次に、友達紹介制度で割引が受けられますが、コノハは1,000円割引です。一方、エックスサーバーは5,000円割引です。
さらに、エックスサーバーには10日間の「無料お試し期間」があります。クレジットカード登録すら不要でいつでも気軽にお試しできます。初めてのレンタルサーバー契約でも安心です。
ConoHa WINGは無料お試しもなくて、初月から必ず利用料が発生してしまうのもデメリットです。
2.表示速度:KUSANAGI導入でエックスサーバーが明らかに速い
続いて表示速度の比較です。
エックスサーバー、 ConoHa WING、それぞれの初期ドメインにWordPressのデフォルトテーマをインストールして検証してみました。(検証日:2021年9月13日)
まず、WordPress管理画面やフロント側のサイト表示速度は、エックスサーバーもConoHa WINGも同じです。私には違いは感じられません。一応、動画にも残しておきましたが、何の違いもないので見るだけ時間の無駄だと思います。
次に、「PageSpeed Insights」と「GTmetrix」で計測してみました。計測するタイミングで数値が変わるので、それぞれ3回ずつ計測しました。不正がないように動画で載せておきます。
PageSpeed Insightsのスコアはどちらも「100」、GTmetrixのグレードはどちらも「A」です。
ただし、私の環境ではコアウェブバイタル関連の数値に多少の差が出ていましたので、集計してみました。
エックスサーバー(PageSpeed Insights)
1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均 | |
---|---|---|---|---|
FCP | 1.3 | 1.4 | 1.4 | 1.4 |
SI | 1.3 | 1.4 | 1.4 | 1.4 |
LCP | 1.3 | 1.4 | 1.4 | 1.4 |
TI | 1.3 | 1.4 | 1.4 | 1.4 |
TBT | 0 | 0 | 0 | 0 |
CLS | 0 | 0 | 0 | 0 |
平均 | – | – | – | 0.9 |
ConoHa WING(PageSpeed Insights)
コノハ | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均 |
---|---|---|---|---|
FCP | 1.5 | 1.3 | 1.5 | 1.4 |
SI | 1.5 | 1.3 | 1.5 | 1.4 |
LCP | 1.5 | 1.3 | 1.5 | 1.4 |
TI | 1.6 | 1.4 | 1.6 | 1.5 |
TBT | 0 | 0 | 0 | 0 |
CLS | 0 | 0 | 0 | 0 |
平均 | – | – | – | 1.0 |
PageSpeed Insightsでは、エックスサーバーは平均0.9秒、ConoHa WINGは平均1秒。エックスサーバーのほうが0.1秒だけ表示速度が速い、という結果になりました。
エックスサーバー(GTmetrix)
1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均 | |
---|---|---|---|---|
LCP | 1,000 | 954 | 1,000 | 985 |
TBT | 0 | 0 | 0 | 0 |
CLS | 0 | 0 | 0 | 0 |
FCP | 1,000 | 954 | 1,000 | 985 |
TI | 1,000 | 955 | 1,000 | 985 |
OT | 1,000 | 931 | 1,300 | 1,077 |
FLT | 1,300 | 1,200 | 1,000 | 1,167 |
平均 | – | – | – | 743(0.74) |
ConoHa WING(GTmetrix)
1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均 | |
---|---|---|---|---|
LCP | 892 | 745 | 1,100 | 912 |
TBT | 0 | 0 | 0 | 0 |
CLS | 0 | 0 | 0 | 0 |
FCP | 892 | 745 | 1,100 | 912 |
TI | 893 | 745 | 1,100 | 913 |
OT | 876 | 719 | 1,000 | 865 |
FLT | 1,000 | 842 | 1,200 | 1014 |
平均 | – | – | – | 659(0.66) |
GTmetrixでは、エックスサーバーは平均0.74秒、ConoHa WINGは平均0.66秒。ConoHa WINGのほうが0.08秒だけ速い、という結果になりました。
以上のように、PageSpeed Insightsではエックスサーバーに軍配、GTmetrixではConoHa WINGに軍配といった、ほぼ互角の勝負でした。
ところが、2021年10月に事件(朗報)が起きます。
エックスサーバーが「KUSANAGI」の技術導入で爆速化
2021年10月7日、エックスサーバーが超高速WordPress実行環境「KUSANAGI」の高速化技術を最新サーバーに導入しました。実行環境そのものではなくて、高速化技術だけ取り込まれた形です。
さっそく、KUSANGI導入後のエックスサーバーで表示速度を再測定してみました。(測定日:2021年10月10日)
「エックスサーバー(KUSANAGI仕様)」(PageSpeed Insights)
1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均 | |
---|---|---|---|---|
FCP | 1.3 | 1.5 | 1.3 | 1.4 |
SI | 1.3 | 1.5 | 1.3 | 1.4 |
LCP | 1.3 | 1.5 | 1.3 | 1.4 |
TI | 1.3 | 1.5 | 1.3 | 1.4 |
TBT | 0 | 0 | 0 | 0 |
CLS | 0 | 0 | 0 | 0 |
平均 | – | – | – | 0.9 |
PageSpeed Insightsでは、旧エックスサーバーとほぼ変化はありませんでした。
「エックスサーバー(KUSANAGI仕様)」 (GTmetrix)
1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均 | |
---|---|---|---|---|
LCP | 814 | 668 | 777 | 753 |
TBT | 0 | 0 | 0 | 0 |
CLS | 0 | 0 | 0 | 0 |
FCP | 814 | 668 | 778 | 753 |
TI | 814 | 668 | 778 | 753 |
OT | 770 | 668 | 764 | 729 |
FLT | 1,000 | 887 | 991 | 959 |
平均 | – | – | – | 564(0.56) |
GTmetrixでは、旧エックスサーバー「0.74秒」から「0.56秒」になりました。コノハウイングの「0.66秒」を超えて、GTmetrixでもエックスサーバーのほうが速くなりました。
前述したとおりエックスサーバーとコノハウイングは機能の追加合戦が繰り広げられているので、コノハウイングもKUSANAGI仕様になる可能性はあります。
ですが、現時点においては、KUSANAGI仕様のエックスサーバーがのほうが、コノハウイングよりも速いです。
3.使いやすさ:エックスサーバーのほうが初心者でもわかりやすい
続いて、管理画面の使いやすさを比較します。
エックスサーバーの管理画面
主要な設定項目のほとんどが最初から一覧化されているので、初心者でも「どこから設定できるのかわからない」なんてことが起きにくいです。ユーザービリティが非常に高いつくりになっています。
ConoHa WINGの管理画面
大まかな6つのメニューが左に並んでいて、中央には利用料金が表示されます。エックスサーバーと比べるとおしゃれな印象を受けます。
ですが、すべての設定項目がメニュー内に格納されてしまっているため、どの設定がどこからできるのか、初心者が予測するのは難しいつくりになっています。
どのくらい難しいのか、PHPのバージョン変更を例に出してみます。
例)PHPのバージョンを変更するには?
WordPressは「PHP」というプログラミング言語で構成されますが、PHPは日進月歩でバージョンアップしていきます。
私がWordPressで初めてブログをつくった当時(2008年)はPHPは5.X~でしたが、2021年にはPHPは「8.X」までバージョンアップしています。
PHPがバージョンアップするたびに、サーバーの管理画面からバージョンの切り替えを手動でしていく必要があります。初心者でもスムーズにPHPバージョンの変更ができるのか、実際に確認してみます。
エックスサーバーの場合
管理画面(サーバーパネル)→「PHP」→「PHP Ver.切替」から、何も迷うことなく簡単にPHPの変更ができます。
ConoHa WINGの場合
PHPの切り替え設定はどこにあるのか、どこをクリックすればいいのか、初見でわかる人はいるでしょうか?(いや、いない)
私は「サーバー管理」にあると思ってメニューをひとつずつクリックして確認したのですが、ありませんでした。
見当が付かないので、「conoha php 切り替え」と検索してサポートサイトで確認する羽目になりました。
確認したところ、正解は「サイト管理」→「応用設定」→「PHP設定」でした。サイト管理の「応用設定」……これを一発で予見できる人はいるのでしょうか。(いない)
PHPは「サイト」だけのものではありません。メール配信システムや決済管理システムを設置する場合でも使います。
そもそも、PHP設定は「応用」ではないと思います。そのシステムが正常に動くバージョンかどうか、最初に確認する「基本」です。
このように、何がどこにあるのかわからなくて迷子になってしまうのが、ConoHa WINGの管理画面です。
まさかPHPのバージョン変更ごときで、サポートサイトの助けが必要になるとは思ってもいませんでした。
百歩譲って、今回のPHPのバージョン切り替えは、サポートサイトで手順を調べれば設定できたのでよしとしましょう。
ところが、ConoHa WINGにはサポートサイトを見ても設定できないものがあります。
それが「独自ドメインのメールアドレスをGmailで送受信する転送設定」です。ConoHa WINGのサポートに問い合わせてやっとわかりました。
何がどう難解なのか↓の記事で解説しておきましたので、あとで見ておいてください。
以上のように、管理画面の使いやすさはエックスサーバーに軍配が上がります。
管理画面は日常的に使うものではありませんので、日々のブログ運営に大きな支障はありません。
ですが、レンタルサーバー利用数15台の私でも苦戦するConoHa WINGの設定画面は、とても「初心者でもわかりやすい」なんて言えません。
※「般若ビルダーのマニュアルサイトも、ConoHa WINGみたいにメニューが格納されてるやないか」というツッコミが来そうですが、マニュアルサイト内でサイト内検索をすれば、そのまま目的の記事に移動できます。別サイトに移動したりしません。
4.サポート体制:エックスサーバーの365日24時間対応は神
最後に、圧倒的な差が出ているサポート体制の比較です。
エックス | コノハ | |
---|---|---|
メールの返信 | 24時間以内 | 営業日内 |
電話 | 平日10:00~18:00 | 平日10:00~18:00 |
チャット | ・契約前 ・利用中 | 契約前のみ |
ConoHa WINGのチャットサポートは、導入前のセールスサポートのみです。アフターサポートではありません。エックスサーバーは2022年3月15日からチャットサポートを開始しました。コノハと違って利用中のサポートにも対応しています。
電話サポートは、エックスサーバーもConoHa WINGも平日のみで、通話料も自己負担なので利用したことがありません。
なので、どちらも契約後に無料で利用できるメールサポートのみで、詳細に比較します。
エックスサーバーのメールサポート
24時間以内に必ず返信があります。問い合わせが完了すると、次のような案内が表示されます。
- 24時間以内に返答する
- (自動)返信メールを送信している
- メールが届いていない場合の対処法
が表示されるので、自分の問い合わせが間違いなく届いたこと、どのくらい待てばいいのかわかるので、安心して回答を待つことができます。
というか、待たされた感がなくて、「もう返信が来た!」という驚きと安心感が上回ります。私の場合、12時間以内に返信が来ることがほとんどです。
土日、祝日、3連休、GW、夏季休業、年末年始関係なく、365日間フルサポートです。サポート人員の確保、配置、シフト体制が完ぺきです。
ConoHa WINGのメールサポート
営業日内に返信があります。問い合わせが完了すると、次のような案内が表示されます。
「改めてご連絡」とありますが、いつごろ返信があるのか目安の記載はありません。受付完了メールも送信されません。メールシステムの不具合かと思って、ConoHa WINGに確認しましたが、受付完了メールは送信しない仕様とのことでした……。
私の場合、
- 火曜の20時ごろ問い合わせて、水曜の18時ごろ返信(22時間後)
- 月曜の朝7時ごろに送信して、火曜16時ごろに返信(32時間後)
- 火曜の17時ごろに送信して、金曜の14時ごろに返信(57時間後)
といった対応を経験しています。平日の問い合わせの回答が57時間後って、待たせすぎじゃないですか……?
さらに、土日、祝日、3連休、GW、夏季休業、年末年始はしっかりとサポートをお休みされます。
たとえば、運営会社のGMOインターネットの夏季休業は7日間です。夏季休業の前日に問い合わせた場合、トラブルを抱えたまま最低でも8日間待たされることになります。
ブログ初心者こそ、24時間365日サポートが必要
WordPressでブログを運営していると、
- 画面が真っ白になってしまった
- 管理画面にログインできなくなってしまった
- 脆弱性を突かれて第三者に不正にアクセスされてサイトが改ざんされた
なんてことが起きます。WordPressは脆弱性の巣窟なので、セキュリティアップデートも頻繁です。
各自で導入したWordPressで起きたトラブルはサポート対象外ですが、不正アクセスの疑いがある場合、問い合わせれば何が原因なのかサーバー側で調査してくれます。
問題や被害を最小限に食い止めるためにも、問い合わせたら迅速に対応してくれるかどうかもは、対処法がわからない初心者であればあるほど重要です。
私は幸い不正アクセスの経験はないですが、初心者のころから現在に至るまで、エックスサーバーの神サポートには何度もお世話になっています。
たとえば、次のような内容です。
WordPressのブログ・管理画面が真っ白になってしまいました。直前にphpファイルをいじったとか、何かプラグインを入れたとか思い当たる節があれば、
作業前の状態に戻せば良いのですが、思い当たる節がありません。
昨日、ウィジェットを変更(ブログ・管理画面ともに特に問題なし)
↓
本日、管理画面にアクセス
↓
管理画面からテーマを変更しようとしたら、画面が真っ白に
↓
ブラウザの戻るボタンで戻り、管理画面内のリンクどれをクリックしても真っ白に。ブログも真っ白になっていることを確認
↓
管理画面からログアウトしてみる
↓
真っ白でログインもできなくなる
↓
FTPで使用していたテーマ、プラグインを削除(変化なし)
↓
FTPでWordPressを上書き(変化なし)
という状況です。
このトラブル、ブログ初心者の人は自力で解決できるでしょうか?無理だと思います。
エックスサーバーに問い合わせたら、当然のごとく24時間以内に返信が来ました。
「お客さま自身にてエラーの原因をお調べいただき、ご対応いただく必要があります」と言いつつも、エラーログを分析してくれて原因をズバリ教えてくれました。
ブログがうんともすんとも言わなくなってお手上げだったのですが、エックスサーバーの神対応のおかげで、あっさり解消できました。
phpmyadminでデータベースをいじることもなく、24時間以内に簡単にブログ復旧できたのです。
WEBサイトは24時間365日稼働していますから、サポートも24時間365日対応だと安心できます。ブログ初心者にはめちゃくちゃ心強いです。
一方、ConoHa WINGで週末、土日祝日、3連休、長期休業中に、難易度高めの技術トラブルに遭遇してしまったら、大変な損失になります。平日の問い合わせですら3日も待たされることもあります。
特に、「不正アクセスでデータベースを改ざんされた」などのトラブルは、サーバーの知識に相当明るい人じゃないと解消が難しいです。私もわかりません。
その点、エックスサーバーなら、24時間以内にゴリゴリの技術スタッフが調査をスタートしてくれます。
というわけで、サポート体制はエックスサーバーの圧勝です。
一応、ConoHa WINGのサポートをフォローしておくと、メールの文面は丁寧です。いかんせん遅すぎるのが問題です。
結論:ブログ初心者なら絶対にエックスサーバーしておけ
というわけで、ConoHa WINGとエックスサーバー、ブログ初心者はどっちがおすすめなのか。結論は「エックスサーバー」です。理由は、
- 「維持調整費」なんてものは請求されない
- 10日間無料お試しがある
- KUSANAGI導入で表示速度が速い
- 管理画面がわかりやすい
- 24時間365日サポートしてくれる
といった理由で、エックスサーバーの圧勝です。比較にならないレベルで差があります。「サーバーを複数契約したい」以外の理由で、コノハを選ぶ理由は何もありません。
特に、サポート体制が雲泥の差です。この手厚いサポート体制だけでもエックスサーバーを選ぶ理由になります。とにかく「安心感」がハンパないです。
事実、私自身が初心者のころから15年使ってきて、迅速丁寧なサポートは折り紙付きで、安心して使っていられます。
コノハを使ってて、WordPressの不正アクセスの被害にあったらどうすんの?24時間以内にサポートしてくれなくていいの?私はそんなリスク背負いたくないので、エックスサーバーを使い続けます。
というわけで、私はWordPressブログ初心者の人には、安心と信頼と実績のロマン輝くエックスサーバーをおすすめします。
下記のリンクは友達紹介リンクなので、最大1万円の割引でお得に契約できます。
>>エックスサーバー公式サイトはこちら(友達紹介対象リンク)
ただし、初心者なら12ヶ月契約(5,000円割引)がおすすめです。私は3年契約で更新していますが、初心者でいきなり3年契約はハードル高いからです。
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