こんばんは。般若ビルダー開発チームのササメです。WordPressの記事を更新(修正・追記)する際に「更新」ボタンを押しますが、更新ボタンの読み込みが遅くなる原因と、爆速化する方法がわかりましたので共有しておきます。
まずは下のキャプチャをご覧ください。
Before | After |
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更新完了まで3秒 |
更新完了まで1秒 |
改善前(左)は更新完了まで3秒かかっていましたが、改善後(右)は1秒で爆速更新されるようになりました。一体何をしたのかと言うと……
原因はプラグイン「WebSub/PubSubHubbub」
結論から言ってしまうと、管理画面の更新ボタンの読み込みに時間がかかってしまうのはプラグイン「WebSub/PubSubHubbub」が原因でした。インデックスを早くするプラグインです。
「PubSubHubbub」の仕組みを知ったのは今から14年前、海外SEO鈴木謙一さんのブログでした。当時は、「WebSub/PubSubHubbub」ではなくて「PuSHPress」のほうを紹介していて、私も「PuSHPress」を最初に導入しました。
(参照:WordPressをPubSubHubbub(PuSH)対応にするプラグイン – PuSHPress | 海外SEO情報ブログ)
その後、「PuSHPress」は3年前から更新が止まってしまっているため、「WebSub/PubSubHubbub」に乗り換えていました。
そんななかで、WordPress管理画面が重い(記事の更新読み込みに時間がかかる)サイトと、重くないサイトがあることに気づきました。原因は何だろうとプラグインを疑って突き詰めていったところ、「WebSub/PubSubHubbub」の有無が原因だとわかりました。
なので、「WebSub/PubSubHubbub」を停止すれば、爆速というか本来のWordPress管理画面の更新ボタンの早さに戻ります。
ブロックエディタでも同じ現象でした。
Before | After |
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更新完了まで5秒 |
更新完了まで一瞬 |
ブロックエディタだと、WebSub/PubSubHubbubの無効or有効で、更新完了までの時間の差はクラシックエディタ以上に大きくなります。(WebSub/PubSubHubbub/ver.3.0.3で確認)
WebSub/PubSubHubbubプラグインって入れる意味あるの?
そんな、わずらわしいデメリットのあるWebSub/PubSubHubbubですが、はたして有効化して使う意味があるのか、私は効果はよくわかりません。
13年前は、みんな大好きマット・カッツ推奨とのことで何も考えずに入れていましたが、マット・カッツはもうGoogleにいません。南無。
インデックス登録を早めたいなら、Search ConsoleからURL打ち込めばいいですし。
そもそも、PubSubHubbubが今でも機能しているか怪しいようです。(参照:PubSubHubbub/WebSubをGoogleは今でもサポートしているのか? | 海外SEO情報ブログ)
鈴木さんは「デメリットはありません」と書いていますが、記事編集画面の「更新ボタンが重くなる」というデメリットがわかりましたので、私はもう使わないことにしました。トレンドニュースサイトでもないので、インデックスを早くする必要性もないです。
ということで、「WebSub/PubSubHubbub」プラグインを入れている人は、本当に入れる必要性があるのか見直してみることをおすすめします。
WordPressの管理画面のトラブルでは「WordPressのブロックエディタでスタイルが表示されない原因と対処法」も読んでおくと慌てないで済みます。
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