「WordPressの絞り込み検索プラグインでいいのないかな?」とさまよっている全国の絞り込み検索プラグイン難民のみなさん、お待たせしました!
このたび、無料や海外製も含めたWPの絞り込み検索プラグインを10個、網羅した記事をここに公開しました。
「10選」と表現していますが、この世に存在するワードプレス用の絞り込み検索プラグインは全て揃っていると思います。
このページを見れば、探していた理想のWordPress絞り込み検索プラグインがみつかるはず。ぜひ最後までチェックしてみてください。
WP絞り込み検索×並び替えプラグイン「般若ビルダーサーチ」完成しました!【超PR】
まずは、WordPress用“超万能型”絞り込み検索&並び替えプラグイン「般若ビルダーサーチ」を宣伝させてください。開発に1年費やした執念の力作です。
発売日 | 2021年8月1日 |
数値ソート | 対応 |
販売サイト | 般若ビルダーサーチ |
- 旧Google AdWordsの厳格仕様、高ユーザビリティ仕様を反映済み
- どんなジャンルの数値でも検索結果で昇順・降順の並び替えができる
- クセのあるiPhoneでも見やすくて使いやすいUI・UXの高いデザイン
他にも、ここには書き切れないくらいの機能・仕様を実装しています。詳しくは、「般若ビルダーサーチ」販売サイトでご確認ください。
WordPress絞り込み検索プラグイン【無料3選】
続いて、他社さんのイケてるWordPress絞り込み検索プラグインを紹介していきます。まずは、無料の絞り込み検索プラグインからです。
1.VK Filter Search
販売会社 | 株式会社ベクトル |
価格 | 無料 |
数値ソート | 非対応 |
販売サイト | VK Filter Search |
- 絞り込み対象の投稿タイプを指定することができる
- ブロックエディタを使って検索フォームを簡単に設置できる
- アーカイブページにも検索フォームを表示できる
2.不動産プラグイン(本体)
販売会社 | 株式会社日本コンピュータ開発 |
価格 | 無料 |
数値ソート | 対応 |
販売サイト | 不動産プラグイン(本体) |
- 不動産の物件条件に特化した絞り込み検索を搭載
- 検索結果は「面積」「間取り」など数値の並び替えに対応
- 不動産物件に特化したことで、数値の並び替えもできて無料
3.般若ビルダーサーチ(無料お試し版)
販売会社 | 株式会社アーネストウェブ |
---|---|
価格 | 無料 |
数値ソート | 対応 |
配布サイト | 般若ビルダーサーチ(無料お試し版) |
- 般若ビルダーサーチ販売ページにある「できる12こと」がすべて使える
- 般若ビルダーサーチver.1.0.4として実際に売られていたので有料級
- 設定方法の不明な点は7日間限定でメールにて無料サポート
WordPress絞り込み検索プラグイン【有料7選+1】
次は、1,000円以下から低価格帯から、5万円オーバーの高価格帯、海外のサブスク制まで、幅広いラインナップの有料のWordPress絞り込み検索プラグインを集めました。
1.Ang Item Manager2
販売会社 | 北蔵くん |
価格 | 980円 |
数値ソート | 対応 |
販売サイト | Ang Item Manager2 |
- 検索フォームも検索結果もショートコードで好きな箇所に表示できる
- PCとスマホで異なる検索フォーム。スマホはすべてプルダウン
- 検索結果ページは「評価」「価格」「名前順」で並び替えが可能
2.カスタム検索プラグイン(WING専用)
販売会社 | 株式会社オンスピード |
価格 | 3,980円 |
数値ソート | 非対応 |
販売サイト | カスタム検索プラグイン |
- 親カテゴリーを見出しにして子カテゴリーのみ選択対象にできる
- 検索フォームに表示したくないカテゴリ・タグを除外できる
- 検索結果は、新着・古い順・ランダムに並び替えられる
3.Search & Fillter Pro
販売会社 | 海外製 |
価格 | $20/年(1サイト) |
数値ソート | 対応 |
販売サイト | Search & Fillter Pro |
- カスタムフィールド、作成者、投稿日でも検索できる
- Ajaxでページ遷移なしの検索結果をリアルタイムに表示
- レビュー評価はスライダーを使って範囲指定できる
4.Gridbuilder ᵂᴾ
販売会社 | 海外製 |
価格 | $49/年(1サイト) |
数値ソート | 対応 |
販売サイト | Gridbuilder ᵂᴾ |
- 選択した項目のみリアルタイムに表示するファセット検索(※)を搭載
- スライダー、カラーパレットなど豊富な選択項目
- カスタムフィールドはAdvanced Custom Fieldsと連携できる
※ファセット検索の是非については、このあと詳しく語ります。
5.FacetWP
販売会社 | 海外製 |
価格 | $99/年(3サイト) |
数値ソート | 対応 |
販売サイト | FacetWP |
- リアルタイムで検索結果を表示するファセット検索で0件表示を防止
- ショートコード対応でサイトのどこにでも設置できる
- 既存の投稿データを使うので、検索用に新たな記事を作る必要がない
6.VK Filter Search Pro
販売会社 | 株式会社ベクトル |
価格 | 31,900円 |
数値ソート | 非推奨 |
販売サイト | VK Filter Search Pro |
- 選択形式で、チェックボタンとラジオボタンが選べる
- チェックボックスではAND検索 / OR検索を設定できる
- 項目名「カテゴリー」「タグ」を任意の名前に変更できる
7.FE Advanced Search
販売会社 | 株式会社ファーストエレメント |
価格 | 59,800円 |
数値ソート | 対応 |
販売サイト | FE Advanced Search |
- カテゴリー/タグ/カスタム投稿タイプ/カスタムタクソノミー/カスタムフィールド対応
- プラグインの設定代行から、デザインのカスタマイズまでサポート
- 導入数900社。国内絞り込み検索プラグインの原点にして頂点
番外編:Alisearch
番外編として、WordPressのプラグインではないのですが、使用中のWordPressテーマに設置できる絞り込み検索設置サービスも紹介しておきます。
販売会社 | 株式会社CROGO 明洋情報システム株式会社 |
価格 | 98,000円(初期費用) 9,800円/月(1サイト) |
数値ソート | 対応 |
販売サイト | Alisearch |
- 検索フォームは3種類のデザインから選べる
- 検索結果に並ぶアイテムは自分の好きな順番で並べられる
- 1ページに複数の検索フォームを設置できる
自社開発:般若ビルダーサーチ
最後に、弊社の自信作「般若ビルダーサーチ」が再び登場。
カスタムフィールド対応で、検索結果の数値ソートまでできるWordPressの絞り込み検索プラグインです。業界最高峰の「FE Advanced Search」さんには及びませんが、それに次ぐ機能性とサポート体制は整っていると自負しています。
販売会社 | 株式会社アーネストウェブ(弊社) |
価格 | 16,800円 |
数値ソート | 対応 |
販売サイト | 般若ビルダーサーチ |
- 旧Google AdWordsの厳格仕様、高ユーザビリティ仕様を反映済み
- どんなジャンルの数値でも検索結果で昇順・降順の並び替えができる
- クセのあるiPhoneでも見やすくて使いやすいUI・UXの高いデザイン
→絞り込み検索&並び替えプラグイン「般若ビルダーサーチ」販売ページ
以上、絞り込み検索を搭載しているWordPressテーマと、絞り込み検索専用のWordPressプラグイン一覧でした。
さて、ここからは海外の絞り込み検索プラグインの標準仕様「ファセット検索」について、私の考えを記しておこうと思います。
WordPressの絞り込み検索プラグインは「ファセット検索」と「一括検索」どちらを採用すべきか
海外の絞り込み検索プラグイン「Search & Fillter Pro」「Gridbuilder ᵂᴾ」「FacetWP」は、いずれも「ファセット検索」を採用していました。
ファセット検索(ファセットナビゲーション)とは何か?
ファセット検索とはWEB担によると、
さまざまな切り口(要素)でサイト内検索をしたりコンテンツを選んだりできる場合に、ユーザーに検索条件を入力させるのではなく、あらかじめユーザーに使いやすいだろう検索条件をサイト側が用意しておき、ユーザーはそれを選ぶだけでコンテンツを絞り込んでいける。こういった仕組みのことを「ファセットナビゲーション」「ファセット検索」と呼ぶ。
ファセットナビゲーション とは 意味/解説/説明 (ファセットナビゲーション) 【Faceted Navigation】 | Web担当者Forum
とのことです。
注目ポイントは、コンテンツを「絞り込める」ではなくて、「絞り込んでいける」という段階的な仕組みであることです。多少の定義の違いはあるかも知れませんが、「選択した内容が検索結果にリアルタイムで反映されていく仕様」として話を進めていきます。
Amazonや楽天のPCサイトの左サイドバーにある絞り込み機能を思い出すと、イメージしやすいと思います。
ファセット検索のメリット・デメリット
ファセット検索には、次のようなメリット・デメリットが考えられます。
- 検索結果を見ながら想定外のアイテムに出会えることがある
- 検索結果を見ながら選択を付け加えたり、外したり、調整できる
- PCサイト前提の機能。画面の狭いスマホではほぼ使えない
- ひとつ選択するたびに画面が読み込まれるので、選択したい項目が複数ある場合は時間が無駄にかかる
ファセット検索と対をなす「一括検索」とは何か
このようなファセット検索に対して、選択項目をすべて選んでから、最後に検索ボタンを一度だけ押す方法を「一括検索」と呼ぶことにします。
一括検索では、ファセット検索のメリットが享受できない代わりに、ファセット検索のデメリットを解消できます。絞り込みフォームだけを見ながら、希望条件をまとめて選択して、結果を一発で表示できます。
通販サイト以外は、一括検索の絞り込み検索が主流のようです。たとえば、
いずれも、すべて選択(1つだけ選択も可)したあとに、自分で検索ボタンを押して検索結果を表示する、一括検索の絞り込み検索が採用されています。
般若ビルダーサーチは「一括検索」を採用。その理由とは?
以上の動向やメリット・デメリットを踏まえて、弊社の絞り込み検索&並び替えプラグイン「般若ビルダーサーチ」には、「ファセット検索」と「一括検索」どちらを実装するべきか検討しました。
本当にユーザビリティが高いのはどちらか熟考した結果……般若ビルダーサーチでは「一括検索」を採用しました。
というのは、PCサイトではファセット検索を採用している大手通販サイト(楽天市場、Yahoo!ショッピング、ZOZOTOWNなど)も、スマホサイトでは結局どこも「一括検索」を採用しているからです。
唯一(?)、Amazonはスマホでもファセット検索なのですが、実際に利用して一括検索と比べてみると、私はファセット検索にストレスを感じました。
項目をひとつ選択するたびに画面が読み込まれますが、絞り込み検索メニューに隠れて検索結果が見えないからです。見えないのにリアルタイムで読み込まれるのは時間と処理の無駄でしかありません。
しかも、選択項目が画面の下半分にしか表示されなくて、一覧性が良くありません。この画面を毎回閉じないと検索結果を確認できないので、スマホサイトではファセット検索のメリットがなくて、デメリットしかないと感じました。
PCサイト用とスマホサイト用で切り分ける方法もありますが、PCサイトでもファセット検索のデメリットはあります。切り分けてしまうと処理も煩雑になりますし、無理してPCサイト用のためだけにファセット検索を実装する必要もないと思いました。
Googleがモバイルファーストインデックスを採用している現状を考えれば、スマホサイトに適している一括検索を優先するべきだと判断しました。
検索画面の一括表示を採用した般若ビルダーサーチですが、絞り込み中は該当件数をリアルタイムで表示することもできます。
複数の条件を選択して、ワクワクしながら検索ボタンを押したら「該当する結果なし」でガッカリ……という一括表示のデメリットを事前に回避できます。
そもそも、なぜWordPress用の絞り込み検索プラグインをつくろうと思ったのか?
そんな一括検索仕様の絞り込み検索(&並び替え)プラグイン「般若ビルダーサーチ」の開発に着手したのは、2020年8月でした。
途中で難航して一時中断も挟みつつ、1年の歳月をかけてやっと完成させました。私と開発担当のナカオさんの1年分の汗と涙の結晶が注ぎ込まれてる執念の力作です。
そもそも、なぜ私が般若ビルダーサーチをつくろうと思ったのか。最初のきっかけとなった出来事は、今からさかのぼること7年前。私が運営しているサイトの問い合わせフォームに届いた1通のメールからでした。
一体、誰から、どんなメールが届いて、般若ビルダーサーチを開発するに至ったのか。詳しい話は下記の般若ビルダーサーチ販売ページに書きましたので、今すぐリンクをクリック/タップして続きをお読みください。