入学式や入園式の衣装を引き立てるコサージュの色と付ける位置のルール

シュフログのヒロヨです。入学式や卒園式の衣装がデパートにも並びはじめる時期となりました。私は婦人服売り場での販売経験があるのですが、衣装の雰囲気はコサージュの色や付ける位置でだいぶ変わります。そこで、衣装に合うおすすめのコサージュの色や位置について解説してみたいと思います。

入学式の衣装には何色のコサージュがおすすめ?

入学式や入園式に着ていく母親の衣装って、結構悩みの種ですよね。私も去年、息子の初めての入園式だったのですが、衣装やコサージュ、靴の色まで悩んでしまいました。10年くらい前に婦人服売場で販売経験がありますので、知識と経験を元に衣装のカラーに合うコサージュの色選びのポイントをまとめてみます。

●パステルカラーの衣装に合わせる場合
入園式・入学式の母親衣装と言えば、春らしいピンクや黄色系のパステルカラーが人気ですよね。パステルカラーを着用するときは衣装自体が華やかなので、コサージュの色は白やグレー、ベージュなどシンプルな色にすると他の衣装にも合わせやすくなります。または、衣装と同系色にしたり、靴や鞄に合わせた色味でまとめるのもお洒落です。

●明るい色の衣装に合わせる場合
白やベージュ、ライトグレーなどの明るい色の衣装のときは、コサージュの色はパステルカラー、白、グレー、ベージュなどのシンプルで合わせやすい色が人気です。

●暗い色の衣装に合わせる場合
最近の入園式・入学式では、黒、紺、ダークグレーの衣装を着る人が多いようです。昨年の息子の幼稚園の入園式の写真を見ても、息子のクラスは半々程度で明るい色、暗い色でした。暗い色の衣装のときは、コサージュやインナーを華やかにすると素敵ですね。

インナーに差し色を持ってくるなら、同系色のコサージュや合わせやすい白系、さらに白でもパール系やボリュームのあるものがおすすめです。

また、衣装が柔らかいフォルムなら、コサージュにパステルカラーなどを合わせても上品にまとまります。逆に、衣装がカチッとしたフォルムなら、シルバーやゴールドを合わせても素敵です。フリル付きのブラウスを着ている人も多かったです。

といった感じで、春らしい色や合わせやすい色で選んでみてください。ただし、春なのでファーやベルベット生地のコサージュはやめておいたほうが良いと思います。

入学式にコサージュをつける位置って決まりがあるの?

普段はあまりコサージュをつけることもないので「右?左?高さはどの辺?」と色々考えてしまいますよね。コサージュをつける位置については明確な決まりごとはないようですが、一般的には左胸につけることが多いです。これは右利きが主な日本人の視線は右に向けられやすいため、左に付けた方が視線を集めやすいと言われているからです。

また、つける位置(高さ)は、胸よりも高めで少し内側の鎖骨に近い位置がおすすめです。襟があれば襟の部分、襟がなかったり小さい襟でつけにくい場合は左鎖骨部分の身頃(みごろ)につけるのが一般的です。首が短い人は鎖骨より少し低い位置か、首から少し離れた外側につけたほうがスッキリ見えますね。

あとは、顔に近い位置につけることで顔の印象を明るく華やかにしてくれたり、視線が高い位置に集まるためスタイルもスッキリした印象にしてくれる効果もあります。特に入園、入学式では集合写真を撮ったりするので顔周りが明るく見えると嬉しいですよね。衣装のデザインや髪型、アクセサリーを実際に合わせてみると位置も決めやすいです。

そんなわけで、コサージュの位置や色、形でも印象がだいぶ変わりますので、入園式や入学式の衣装を選ぶときはコサージュもしっかり合わせてコーディネートしてみてください。

この記事を書いた人

ヒロヨ
ヒロヨ
専業主婦

ヒロヨです。同級生の夫と、ヤンチャ息子と、落ち着きのない愛犬と、毎日バタバタですが、楽しく平凡な毎日を過ごしています。

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